40度 700ml
グレンリヴェット12年との衝撃の出会いの直後、同じ緑色のボトルに引かれてグレンフィデック12年を購入しました。しかし、グレンリヴェットの時の感動とは裏腹に、そのイマ一つスッキリしない飲み心地に、不本意な買い物だったと後悔した記憶があります。
グレンリヴェット12年との衝撃の出会いの直後、同じ緑色のボトルに引かれてグレンフィデック12年を購入しました。しかし、グレンリヴェットの時の感動とは裏腹に、そのイマ一つスッキリしない飲み心地に、不本意な買い物だったと後悔した記憶があります。
ラインナップと外装箱
そんな「12年」のリベンジを掛けて購入したグレンフィデック15年は、スコットランド北部にあるGlenfiddich蒸留所で造られたハイランド・ウィスキーです。
オーク材の後熱タンクを使用して造られたシングルモルト・ウィスキーで、熟成から瓶詰めまで全て自社の蒸留所で行う事をモットーにしています。グレンフィデックのラインナップは12年、15年、18年、21年の他、15年ものでは黒いパッケージの「ディスティラーエディション」など、その他にもスペシャルエディションが存在します。
外装箱はスチール缶のハードケースで、購入時の持ち帰りも安心。三角柱のパッケージは堅く、オールドプルトニーやシングルトンの外装箱と比べても丈夫な造りとなっています。瓶の形状も同様に三角柱で、数あるウィスキーの中でも特異なボトルですが、スリムなので片手で持っても注ぎ易いです。
ちょっと捉え所が無い味わい
グラスに注いでると、香り立ちは弱いものの、フルーティーな香りがほのかに漂います。洋ナシなのかレーズンなのか、ちょっと例え様のない複雑な香りです。
口に含んでみると、アルコールの刺激は少なくて飲みやすいですが、捉えどころが無い印象を受けます。舌触りは滑らかですが、何だか味わいがピンと来ない感じです。味わいや余韻に関して、「12年」と比べても殆ど変わらず、ただアルコールの刺激が少なくなっているだけの様な気がします。
価格は手ごろだがおススメはしない
市場価格は¥4,500程。それこそ12年の倍の値段ですが、コスパは良くありません。同じ味わいを求めるならば、12年で十分かと思います。「12年」に続き「15年」も不本意な結果に終わったグレンフィデック…残念ながら、私は何本もリピートするには至りませんでした。
自己評価:175 point